毎朝、会社や上司からの連絡を確認するのだけれど、Outlook・Teams・SharePoint・OneNoteと様々なところに情報が散らばっていて、面倒だなと思ってしまうことがある。OutlookやTeamsはそのまま返信したりするが、SharePointはみたら閉じるだけなので、ついつい確認を怠りがち。
そこで、Microsoft Flow(以下MS Flow)を使って、更新の情報をOutlookかTeamsに集めるようにしたら、毎朝のチェックがとても楽になった。
記事の続きを見てぜひ設定してほしい。
SharePointの更新をOutlookで確認
MS Flowのページ左側のテンプレートを選択し、その中から適切なテンプレートを選ぶ。
今回は「新しいSharePointリストアイテムが追加されたらカスタマイズされたメールを送る」を選択。
テンプレートの入力欄を埋めていく。
SharePointサイトのアドレスを埋めると、SharePoint内のリストが選択できるようになる。
メールの本文はデフォルトでも良いが、「アイテムへのリンク」を設定するとSharePointにも飛べるので後々便利。
フローが設定されているかを左側の「マイフロー」で確認できる。
SharePointの更新をTeamsで確認
先程はOutlookで更新を確認したが、Teamsでも確認できる。
こちらはテンプレートにはないが、先程のフローのOutlookの部分をTeamsに変更し、通知したいチャンネルを設定するだけ。
OneNoteの更新をTeamsで確認
OneNoteにページが追加されたときにTeamsに通知する。 ちなみに、OneNoteのページを編集したことは検知できないので、情報を発信するたびにページを追加してもらおう。
テンプレート「Post to Teams and send an email on page creation in OneNote」から設定。
ブログの更新(RSS)をTeamsで確認
MSのアプリ間だけでなく、ブログの更新などをみるRSSリーダとしても使える。 RSSの更新をSlackでみるのと同じような使い方ができる。
テンプレート「RSSフィードが公開されたときにTeamsにメッセージを投稿する」から設定。
おわりに
Microsoftで固めてる環境だと、MS Flowはかなり強力にアプリ間で連携できる。
MS Flowのテンプレートを眺めると、「へー、こんなことができるんだ」という機能がいくつも見つかるので、Microsoft環境の人はぜひ試してみてほしい。
ちなみにいわゆるイケイケIT企業の人から、「Microsoft 365って相当カタい企業しか使ってないと思うよ」と言われた。
その人の会社はGoogleのサービスで固めているみたい。